後日。
「あの・・・仙道さん」
「ん?何?」
「それ、何ですか?ごみ袋の中の・・・」
「これ?恨みの手紙」
「・・・え?・・・ちょっといいですか(カサカサ・・・)・・・これラブレターじゃないですか」
「半分くらいね。女の子達切ったら、メールも通じないもんだから、次の日から下駄箱に詰め込まれちゃって。最初はそのままにしてたんだけど、用務員のおじさんが怒るからこうやって捨ててんの。よいしょ」
「・・・」
「そう言えば藤井さんさぁ。携帯みせてよ」
「えっ?」
「俺あれから、藤井さん以外のアドレス全消ししたんだよ。ほら」
「・・・?」
「だから藤井さんも消して?俺以外のアドレス全部」
「えっ・・・そんなこと言われても友達とかもありますし・・・あっ」
「よし削除。さてと。はい返す」
「あああ・・・(中学の友達・・・バイバイ・・・(涙))」
「あとさ、これから桜木とか男と喋るの禁止ね」
「えっ!?」
「どんな理由があっても絶対禁止。俺もそうするから、おあいこでしょ?」
「そんな無茶な・・・」
「ダメ。(・・・今度盗聴機でもつけるか)」
「あっあと」
「ええ?(まだあるんですか・・・)」
「流川。あいつに絶対近寄らないこと。」
「え・・・何でですか?私、流川君と喋ったこともありませんし・・・関わりないですよ」
「ふーん。(あいつ何かひっかかるんだよな・・・まぁ幸いまだ何も行動起こしてないみたいだし、邪魔者は近づけさせなければいいわけだし・・・でっちあげの情報でも藤井さんに吹き込んでおくか)
まぁ、どっちにしろ男と関わったら許さないからね?
あとは・・・帰りながら話そっかな。さ、手繋いで帰ろ。」
「・・・・・・・・・(ま、いっか)」
END
浮気仙道さんにブチ切れる藤井さんを書きたかったんです。
そして最初思ってたエンドとは違う、ハッピーエンド(?)にしてしまいました。
それにしても変に長くなってしまったな・・・とりあえず小説の頭数用ということで(逃)